家に帰ってからの私は
人が変わっていました。

彼女にふさわしい人間になって再び彼女の前に現れてやる。
それだけを考えて仕事に打ち込みました。

今は仕事を2つしているんだけど、
副業の方はついおろそかになっていたんです。
以前やっていた自営業の借金に対する返済の目途がつき、
「今の収入だけで生きてはいける」
って状況になったのも影響しているのでしょう。

でも、彼女を迎え入れるためにはそれではダメなんですよね。
半年前
「お前を幸せにするからもっと収入を得る。
 そのために副業を始める」
と言っておきながら
いつの間にかパワーダウンしてました。

今は帰社後も本気モード全開で頑張ってます。

息子にも
「パパは本気モードだよ。
 少し寂しいかもしれないけれどごめんね」
と伝え、毎晩仕事に打ち込んでます。

息子は
「ガンバってね」
って意外と冷静でした。

ま、そう言うしか無いですが(苦笑)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
彼女が日本にいる最後の夜、
電話しようか迷っていたけれど、
やはり「自分に素直に」とかけてみました。

♂「こんばんは」

♀「こんばんは」

そんな言葉から始まる会話。


だけど、今までのように
「よりを戻そう」
って言葉は出さない。

♂「一つ聞きたいんだけど…」

♀「なに?」

♂「俺と別れて欲しいというのは分かる。
  だけど、なぜ帰国したらすぐに結婚したい
  って思っているの?」

♀「今25才だから、周りが
  『まだ結婚しないのか?』
  とうるさいからよ」

♂「そんな理由?
  本当に結婚したいの?」

♀「したくないよ。
  本当はあなたと結婚したい。
  だけど、仕方ないのよ」

♂「俺は絶対に魅力的な男になってお前を迎えに行く。
  2年間だけ待ってくれ」

俺は声を大きくして彼女に叫んだ。

彼女の答えは

♀「待てるかどうか分からないよ。
  親のこともあるし…」

♂「俺より好きな男が出来て結婚するのなら諦めるよ。
  でも、
  『周りがうるさいから』
  とか
  『25才だから』
  で結婚はしないで欲しい。

  それで結婚したら悲しい結果になることが多いから」

♀「うん」

♂「じゃあ、『待っててくれ』とは言わないから
  2年後に今より人間的に大きくなり、
  収入も多くなり、
  お前がいつも帰国出来るような状況にして
  再びお前の前に現れる。
  
  お前と結婚できる状況だけ作って現れるよ」

♀「うん。
  分かった」

♂「もちろん、お前はそれまで他の男性と付き合ってもいいよ。
  お前の人生だからね」

♀「本当にいいの?」

♂「いや、本当は他の男に抱かれるのは嫌なんだけどね。」

♀「分かってます。
  私はあなたのものなんでしょ?」

♂「あぁ、そうだよ。
  誰にも渡したくないよ」

♀「ありがとう」

♂「なんで『ありがとう』なの?」

♀「私はあなたと知り合ってよかったわ。
  だから『ありがとう』なの」

♂「俺もだよ。
  こんな純粋バカのような男に付き合ってくれてありがとう」

♀「本当は一緒になりたいの」

♂「うん。
  分かっているよ。

  俺がお前を包み込めていなかったから、
  悲しい思いをさせてるね」

♀「ありがとう」

♂「俺の方こそありがとう」

彼女は周りに気を遣いすぎるタイプ。
だから今回も俺に気を遣っていての発言かもしれない。
きっと帰国したら見合い相手ともデートするだろうしね。

それでもいいや。
一人のオンナを幸せにするために努力する馬鹿オトコになります。

当分たまのメールだけになると思う。
それでもいいって思っているよ。

さて、仕事に頑張るぞ!

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
よく
「オンナは別れを決めるまで悩むけど
 決めてしまってからは悩まない」
と言うよね。

でも今回はどうしてもそうは思えなかったんだ。

だから馬鹿になって本気モードで突っ走ります。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索